超初心者ショートコース/30代前半
はっきり言って、本当に私は、この超初心者研修の2週間がNew Zealandに来て1番辛かった!New Zealandに来るまで、忙しさにかまけて英語の勉強を何一つしていなかったので、多分人一倍辛く思えたのかもしれません・・・。自業自得・・・。また、日本での常識がNZでは存在しないなど、常識が覆されることが多々あり、本当に戸惑うことばかりの2週間でした。
でも、2週間で「日常生活の基本」「英語の基本」etcと、あらゆる基本を叩き込まれるので、2週間後には、英語をちゃんと話せなくても、日常生活に不自由することもあまりなくなり、語学学校も戸惑うことをあまり感じず、すんなり馴染めました。超初心者研修中は本当に辛いと思っていたけど、受講して本当に良かったと思っています。
1.Greeting
「Hello~」「How are you?」「Thank you!」etc 基本の挨拶から教えてもらいます。知っているフレーズだと思っても、これが難しい!授業だからといって、棒読みだとハルカさんに怒られます・・・。「もと自然に感情を込めて!」と。また、聞きなれないフレーズの際、口が回らないと「練習不足!」と注意されます。
初め私は、一人でぶつぶつと小さな声で毎日練習していました。それが、授業に参加すると毎回「練習不足!もっと感情を込めて!」と同じ注意を受けてしまいます。どうすればいいか解らず・・・。
「でも、これができないと、語学学校に入学しても友達すら作れない。友達相手にぶつぶつ独り言を言っていてはダメだ」と思い直し、初心者研修が終わると一目散へ家へ帰宅。ホストマザーが帰宅するまで、猫のRupertにGreetingの練習相手をしてもらうためです。(さすがにお仕事で疲れて帰ってくるホストマザーに長時間相手してもらうのは、気が引けて・・・(苦笑 )
Rupertに向かって、「Hello, Rupert!How are you?」「I’m so sleepy… Because I watched TV until late last night… 」etc. を1時間半くらい繰り返します。Rupertはちゃんとそばにいて聞いていてくれました♪
それを始めてから、ハルカさんに「練習したね!」と言ってもらえるようになりました!
やっぱり、Greetingは相手がいてこそ自然に口から出るものだと思います。練習するなら、相手を探すのも、ひとつの手!Greetingをしっかりやれば、語学学校へ行っても、他国の方に臆することなく話し掛けることができ、お友達も多くできます!!なにわともあれ、私は、Rupertに感謝♪
2.Field work
日常で使うフレーズを覚え、実際に街に出て使う授業です。私はこれが本当に大嫌いで、苦痛した。
その場で覚え即実行という作業が本当に苦手な私。実際、できる訳もなく・・・。一緒に初心者研修を受けている他の人達はできるのに1人できないことに毎回落ち込みました。そもそも、英語の勉強を何一つしないで来てしまった自分が悪いのですが・・・。
でも今は、「できるに越したことはないけど、できなくても大丈夫だったのではないか?」と思います。できないなら、練習すればいい。
多分、「解らないなら誰かに聞けばいい!」ってことで、NZには日本人から見た外国の方が殆どだから、「通じなくても英語で話し掛ける」訓練だと思えばいいのかな?って。実際、「Excuse me?」と話し掛けると、大抵のKIWIの方が立ち止まって、耳を傾けてくれます。
私がその考え方に至るまでには長い時間が掛かってしまいましたが、今現在、まだ英語が話せるまでに至っていませんが、色々単語を並べながら臆することなく何でも人に聞けるようになりました。
当時は本当に苦痛で、「Field work」の時間になると逃げ出したい気持ちでいっぱいでしたが、今は、受講して本当に良かったな~と思えます。
Yuko E.
<スタッフより> 超初心者研修について、感想をいただくと、たくさんの生徒さんが声をそろえて「一番辛かった」と言います。実際の内容の辛さというより、それに加えて海外生活を始めたばかりというところで、しかも慣れない環境と、急にスタートした英語漬けの日々。これが辛さを倍増させているのでしょうね。Yukoさんも辛そうにされていたのをよく覚えています。だけど、途中から、なんでもたくさん質問してくれるようにもなり、研修後の学校生活も楽しめているようで安心していました。猫のルパートとGreetingを練習していた話は、その涙ぐましい努力とホンワカさがYukoさんらしくて、ひとりニコニコしてしまいました。 Yoko |