超初心者コース:ワーキングホリデー/20代後半
私は1年間のワーキングホリデーの中で絶対にやろうと思っている事がありました。それは、幼稚園ボランティア。NZに行く前、私は幼稚園教諭をしていた為、日本とNZの幼児教育についてどのような違いがあるのか見てみたかったのです。Yokoさんとのカウンセリングで、1年の最後に幼稚園ボランティアに行く事に決め、それまでの間、様々な場で色々な国の友達も沢山出来ましたが、”子供”と英語で話したことが無かったので、楽しみな反面不安でいっぱいでした。
でもいざ行ってみると・・・なんて可愛い子供達!!子供の可愛さは世界共通だと思い知らされました。まず驚いた事は、子供達の半分が中国人。先生にいたっては、ほぼアジア人。地元の先生は2人だけで、さすが移住の地Aucklandですよね。でも、もちろん皆英語はペラペラで、子供達の半分はバイリンガル。情けありませんが、子供に発音を注意される事は当たり前の毎日でした。
でも、時間が経つにつれ感じた事は、子供は子供!可愛さだけでなく中身も一緒でした。友達と喧嘩をした時、いじける時、その内容はどこにいても同じでした。ただ、子供が1番助けを求めている時の泣きながらの英語が全っ然分かりませんでした。
それでも、つたない英語で毎日必死に子供達と接しているうちに、どんどん距離も縮まり、子供達とお菓子作りをしたり、絵本を読ませてもらったり、日本でやっていた手遊びを英語に訳し挑戦してみたりと、本当に良い経験が出来ました!そして、1番知りたかった日本との違い・・・やっぱりとってもFreedom!!!日本だと、いつも皆で一緒に。製作物も全員が必ずやるのが普通だと思いますが、NZは本人が本当に乗り気にならなければやらなくても構わないという感じでした。
もちろん日本の保育のような集団生活に慣れることも大切ですが、NZのようにもう少しゆったりと子供と向き合ってもいいなと感じ、日本に戻ったら、普通の幼稚園に戻るのではなく、子供英会話的な方面にチャレンジしてみたいなと思いました。また、1年の最後に行ったこと、本当に大正解だったと思います!英語力もそうですが、1年間の海外生活で変な度胸が身についていたので、心から子供達と楽しく過ごせたように思います。
Sakiko T.
<スタッフより> もともと日本では幼稚園の先生だったSakikoさん。留学前からの目標”日本とNZの幼児教育の違いを自分の目で見てくる”をしっかり達成できましたね!Sakikoさんが、奮闘しながらも笑顔いっぱいで、幼稚園ボランティアをしている姿が目に浮かびます(^^)。国や場所が変わっても子どもたちの取る行動とか子どもらしさみたいなものは共通なのですね。NZで幼稚園ボランティアをした経験は、今後日本で幼児教育に関わっていくうえで、Sakikoさんの貴重な財産になりそうですね。 Kyoko |