本気コース:1年滞在/30代前半
私はホームステイ3ヶ月という期間終了の10日ほど前に、次のフラットを決めることができました。このフラットはマウントイーデンという、シティからバスで20分位の場所にあり、台湾人オーナーの家族(母、息子)が住む1軒屋です。
オーナー家族が使用する部屋と別に、3部屋シェアルームとして提供していて、バスルームは2つ(オーナー家族用とシェアメート用)、キッチンは1つを全員で共用しています。台湾人オーナー家族を含め、最大で6人住めるお家です。
この家に決めた理由は、家の掃除が行き届いていて、キッチン・バスルームの共用スペースが清潔だったこと、オーナー家族が静かな生活を条件としていて、人を招いてパーティをすることを好まないため、家の中が落ち着いていて静かなこと、お米が主食・野菜を多く取る・家の中では靴を脱ぐなど、台湾生活様式が日本と似ていて、第一印象が家に上がった瞬間に’気持ちが落ち着いて、緊張がほぐれた’感じがしたことです。
私以外の2人のフラットメートは現在、台湾人とロシア人です。お家が常に綺麗なだけあり、オーナーのお母さんがしっかりイニシアチブを取って、キッチン周りの使い方、電気ガス水道の節約の仕方、電化製品を長く使い続けるために気をつけることなど、その場で注意をしてくれます。
このお家は広いガーデンがあり、レモン、オレンジ、みかん、柿、フィジョアの木があり、季節になると有り余るほどの実がなり、無農薬のフルーツを毎日食べることができ、とても健康的です。また、台湾人のお母さんは自家菜園で、ハーブ、ルコラ、その他名前は不明の葉っぱ類を育てていて、たまに分けてくれます。
私はアルバイトをしていないのと、お金の節約のために、ほぼ毎日自炊しています。毎日お米を食べ、野菜炒めや蒸し野菜、たまに味噌汁を飲むなど、西洋料理よりはむしろ日本食に近いものを毎日食べています。買い物は近くのスーパーマーケット、アジアンショップを利用しています。特にアジアンショップは野菜類が非常に安く、アジア料理の食材が比較的安価で手に入るため、(ただ、日本製品は非常に高価ですが)日本での食生活をさほど変えることなく、体調管理には好都合だと思います。
フラットで共同生活することの魅力の一つに、異なる文化圏の人と接し、新しい世界に身を置き日常生活を送ることができる、ということが挙げられると思います。私の場合は、同居人が日本人ではないので異文化の中で生活していることには変わりはないと思いますが、比較的、日本の生活スタイルと似ている場所を住居として選んだように思います。
フラットは’一日の疲れを取り、栄養のある食事が取れて、くつろぎ、ゆっくり睡眠が取れる場所’という面も必要だと感じました。滞在期間が比較的長期なことを考慮し、’なるべく自分自身に無理が多くならないようにする’というのが大前提にあります。
外国で生活を続けていくには、まず、心身の健康管理が必要不可欠です。さもなければ、体調を崩し、最終的には志半ばで日本に帰国しなければならなくなるかもしれません。長年念願し実現した留学生活を途中であきらめなければいけない、という状況を極力避ける努力をすることは、難しいことですが、とても必要だと思います!
Naoko K.
<スタッフより> 語学学校が終わると同時に、居心地のよかったホームステイを離れ、フラット生活をスタートされましたね。Naokoさんはフラットを探すときに、「これだけは譲れない条件」みたいなものを、しっかり持っていらっしゃいました。これが結果的には、素敵なフラットを見つけることができた”秘訣”だったのかも知れません♪「落ち着ける」&「ゆっくり眠れる」場所に毎日帰れることは、留学生活において、とても大切なことですよね。これからも仲良しフラットメートたちとの夕飯&会話をいっぱい楽しんでください! Kyoko |