本気コース:ワーキングホリデー/20代前半
私の将来の目標は、語学力を活かして人に喜んでもらえる仕事、人を助けることができる仕事に就くことです。なので、ニュージーランド留学中はサービス業や人と関わる仕事を経験してみたいと思っていました。
と言っても、私はまだ学生の身で、職業経験といっても2~3種類のバイトを経験しただけで、具体的にどの職業に就きたいかさえも決まっていないのが現実でした。ニュージーランドで私がアルバイト探しで回った場所は、カフェ、レストラン、スーパーマーケット、マッサージ店の受付、テイクアウェイショップ、洋服屋など、まあ数えきれないのですが、結局CV(英文履歴書)を60枚配り歩いて、最終的にはオークランド中心地にある英語環境のお土産屋さんでお仕事をゲットすることができました。
正直、こちらでのお仕事探しは、私が今まで経験した出来事のうち、確実にトップ3に入るくらいの極辛でした。最初のうちは右も左も分からないまま、CVを片手にとにかく至る所に配り歩いたのですが、私の場合すべてに配っていたので、断られることがほとんどでした。それでもとにかく英語の勉強だと思って勇気を振り絞って店員さんにCVを渡し続けたのですが、快く受け取ってくれるお店もあれば、ネイティブ以外はいらないと冷たく対応されることもありました。人よりも早くCVや面接対応の準備をしていたのに、気が付けば仕事探しを始めて1カ月、一軒も連絡なしの現状に、挫折感で猛烈に落ち込んだのを覚えています。
ちなみに、就職活動中で一番思い出に残っているエピソードは、私が仕事が見つからず落ち込んでいたときに、ピリ辛留学のスタッフKさんに思いっきり喝を入れられたことです。目標をあきらめて日本人経営のお店で落ち着こうとしていたところ、「本当に自分の限界はここなのか、諦めてしまうくらい辛いのか、よく考えて下さい」と、とても励まして(ほぼ説教)いただきました。あの時はあと少しで泣きそうでしたが(笑)今となっては、ピリ辛留学のスタッフの皆さんの応援を頂いたおかげで素敵な職場で働くことができて、本当に感謝しています。
Yui S.
<スタッフより> 海外でやりたかった仕事をゲットすることができたYuiさん。あきらめずに仕事探しを続けて本当によかったですね!飛び込みで仕事を探し歩いて、断られ続けると本当に心が折れそうになりますよね。かつて私もワーホリ時代に、Yuiさんと同じ状況に置かれたことがあります。だからその気持ち痛~いほど分かります。大きな逆境を乗り越えたYuiさんは、前よりひと回り、強く成長したと思いますよ。それだけじゃなく、英語もすごく上達しましたしね!辛いこともあったけど、結果的には楽しいことのほうが多かったんじゃないかな。NZでの経験を忘れずに、これからも前進していってくださいね。 Kyoko |