本気コース:30代前半
正直、エクスチェンジをしてみたいと思っていませんでした(笑)というより、海外で見知らぬ人と英語で働いたり生活したりしている自分が全く想像できず、自分にはできるわけがないと思っていました。しかし帰国日が近づくにつれて”このままでは帰れない”と思い、何か「食」に関するエクスチェンジをやってみよう!と滞在を延長しaccommodationで調理のエクスチェンジを見つけました。
語学学校、ホームステイの終了が迫る一方、私がこだわった「食・Organic Farm」のエクスチェンジ先はなかなか見つかりませんでした。30件ほどメールを送り、探し続けること2週間、この間は断りのメールばかりが届くことに本当に心が折れました。スタッフの方にも”日本へ帰ります”と言った程です。”そんな気持ちで帰って後悔しないの?”と問われ、再度 “このままでは帰れない” と思った矢先、OK!!のメールが届きました。
調理、ガーデニング、清掃、ベッドメーキング、裁縫などaccommodationの運営に必要なことは何でも任されます。私に、とっても合っていたようで当初2週間の予定が4ヵ月の滞在となりました。期間が長くなるにつれ、”巻きずしワークショップ” “折り紙ワークショップ”を任されることもあり、大変でしたが参加した方に喜んでもらえてとても嬉しかったです。
私のエクスチェンジ先には他にも数名ヘルパーさんが滞在しており、英語で仕事内容を説明したり、異なる文化を持つ中でチームワークを図ったりすることが大変な時もありましたが、面白かったです。ヨーロピアンのヘルパーが多かったのですが暖炉のそばで、団欒したり、Scrabbleを楽しんだりすることができました。私はフランス語もエストニア語もスウェーデン語も話せませんが英語を使って友達ができ本当に英語は役に立つなぁと実感しました。
これはあくまで私の感想ですが”どうしよう”と思ったら、頭で考えるより先に何か行動が必要な時だと思います。私の場合、どうしようと思ったことをスタッフの方に話していました。するとたいてい、"バキューン”と胸打つような一言であったり、素敵なブログをアップしてくださったり、私の”どうしようの節目”ごとに助けて頂きました。おかげで”こんなこともあるんだぁ”の連続した8ヵ月を過ごすことができました。ありがとうございました。
Nana F.
<スタッフより> エクスチェンジ先がなかなか見つからなく辛いこともあったと思いますが、諦めず続けた結果、自分の興味のある分野で見つけたエクスチェンジはやはり格別で充実していましたね。 エクスチェンジのお休みの時に、ピリ辛留学のオフィスに来られた時にも、毎日充実していて楽しいですと、明るく話されていて、エクスチェンジを探していた頃とは全く別人。 とってもキラキラしていましたね! 多国籍なエクスチェンジ仲間との出会いがあり、国が違っても楽しく団欒が取れ、素晴らしい経験だったと思います。これからもそんな仲間と連絡を取って、いつか再会できればいいですね。 Fred |