激辛コース:1週間滞在/20代後半
1週間の英語漬け、覚悟はしていましたが、想像以上に体も頭もいっぱいいっぱいでした。日本語→英語への頭の中での変換、発音、文法、全て英語のことを考えるということが、こんなにも大変なことかと痛感しました。と同時に英語を話せる方々も同じ苦労をされたのかと思うと、尊敬という感情がでてきました。
海外で英語を勉強するということを経験したことが無く、(大学の時に留学しようかなと思っていながらも)そのまま社会人になり、そのままズルズルと働き続け、少し変えたいなと思い、留学ということにたどり着いたのが参加のきっかけです。なぜNZかと言われると、自分でもよく分かりません。(約10年前に来たけれども、よく覚えていないからもう一度行きたいな。。おそらくそんな理由です。)
英語は書けても話せない、日本人の典型的なパターンだと思います。語学学校で特にそう思いました。他の国の人は発音がどうであれ、文法がどうであれ、とにかく思ったことを発言します。他の日本人生徒(私も含め)は、名前を呼ばれるとまず考える、今まで見たことのない光景で、日本人ということを客観的に見ることができました。
ピリ辛オフィスで午後の特訓をするにつれ、話すということに少しずつ慣れてきている感じがしました。ホストファミリーとも最初はYes, No,だけの会話でしたが、少しずつ文章として、思っていることを言えていたように思います。
最終日に、一人で出かけたことも、自分にとっては大きいものでした。着いた日に野瀬さんから「ここは修行の場」だと言われた意味が分かった気がします。自分の思っていることは自分で話さないと相手に伝わらない。日本語でもそうですが、英語ではなおさら伝わらないのだと思います。
私の課題も見つけることが出来たと思います。感情を込めた表現が十分に出来ず、会話の中でもまず文法を考えてしまい、本当のことが伝わっていなかったと思います。これはKyokoさんの厳しい特訓のおかげです。
最終日、ワイヘケ島へ行きました。ワインツアーに参加しました。ツアーガイドさんが、マシンガンのように話していて、聞き取れるような、聞き取れないような、少し消化不良でした。しかし帰りの船の中で前に座ったイギリス人2人と楽しく会話ができました。文法ではなく感情を意識してれば、単語だけでも十分伝わるのだなと、そして英語が話せることがこんなに楽しいのかと改めて思いました。
これからも英語の勉強は続けようと思います。今後のキャリアも考えます。最後に、朝早くから夕方までお付き合いいただきありがとうございました。みなさんと話をしている中で、これから自分がどうしたいのか少し見えてきた気がしますし、今後のキャリアを考える非常に良い機会になりました。これからも一人でも多くの方が、厳しくて優しいピリ辛留学を経験される良いパートナーでいて下さい。本当にありがとうございました。
Aoi S.
<スタッフより> 激辛コース1週間、本当にお疲れさまでした。ぎっしり詰まったタイト・スケジュールでしたが,しっかりと最後までやり抜かれましたね。感情を込めて話すことの大切さ、言葉も大切だけれどそれ以上に伝えようとする気持ちが大事ということを感じられたAoiさん、この1週間がAoiさんにとって次のステップを考えるいい機会になれたことを嬉しく思います。またほぼ一人で参加されたワイヘケ島へのツアーもいい思い出となりましたね。 Akiko |