いよいよNZ社会へ!ボランティア体験記~その1~

本気コース・30代後半

3ヶ月の語学学校生活が終わり、いよいよ現実のNZ社会に出ることに・・。私のもっているビザは9ヶ月滞在可能な訪問者ビザ。このビザでは、現地で給与が発生する仕事をすることができません。仕事以外の選択肢としては、旅行・エクスチェンジ・ボランティア等。元々ボランティアに興味を持っていたこともあり、オフィスで紹介して頂いたボランティアの中から、教会ボランティアと日本語教師アシスタントを選択しました。

語学学校を終了した12月は、日本と同じ師走時。NZでも年の瀬を控え、徐々に街が静かになっていきました。現地の学校は長期の夏休みに入り、新年度の始まりは2月だったため、その間現地の教会でボランティアをして過ごすことに決めました。クリスチャンでもない私が教会に行くのは、人生で初めてのことでした。

私に何ができるのかという大きな不安を抱え、初めて訪れた教会。そんな不安が全く消え去ってしまうくらい、皆さんが笑顔で迎え入れてくださいました。オークランドは海外からの人も多い街、私の拙い英語でも、真剣に向き合って聞いて下さったことに本当に感謝しています。ボランティアは、好きな時に、自分の出来ることでお手伝いをすることができます。・・が、最初は教会で何が行われているのかさえ無知な状態。教えていただくがままに、事務のお手伝いから始まり、最後には素人技術ではありますが前職の経験を活かしたアクティビティー・プログラムの広告制作を担当しました。実質、これが初めての現実社会での経験となりました。

そして2月初旬、現地学校の新年度の始まりに合わせて、ここから本格的に日本語教師ボランティアが始まりました。普段ネイティブとして話している日本語が、現地の生徒達にどうとらえられているのかとても興味がありました。何より、日本でしか話されていない日本語を選択して学んでくれる人がいることに、日本人として感謝の気持ちもありました。日本語の先生お二人は、日本で数年留学経験を持つKiwiの女性たち。構内の一角にある日本語の教室は、先生方が長年コツコツと集められた日本グッズでいっぱい。まるで日本にいるような、ホッとする感覚になります。

数日の生徒オリエンテーション期間を経て、いよいよ本格的に授業が始まりました。・・と同時にすぐ壁にぶつかる毎日が・・・。今まで日本語の文法など考えたこともなく、生徒から質問を受けても、答えに詰ることしばしば。沢山の葛藤の日々の中で、ボランティアと言えども「先生」と呼ばれることに申し訳ない気持ちにさえなりました。「日本語で楽しく会話する」というイメージを持っていた私は、自分の考えが甘かったことにすぐに気付かされることに・・・。すっかり忘れていた5段活用、上/下一段活用、懐かしさを振り返る間もなく、日本人である私でさえ授業を真剣に聞かなければ理解することができませんでした。同時に生徒の名前を覚えたり、中には高校留学中の日本人生徒も複数いるため、時には彼らのフォローをしたりすることもありました。日本からの留学生の中には、渡航したばかりで英語を理解することが難しい生徒もいて、授業内外でも通訳として彼らに付き添うこともあります。

現在ボランティアを開始して2ヶ月半、やっと慣れてきたところで早くも秋休みです。秋休みの2週間、日本語クラスの生徒の何名かは日本にプチ留学に行っています。日本語のクラスだけでは体験できない、本当の日本に触れる機会です。人の多さ、畳、電車・・全てにおいて習慣の違う日本ですが、彼らが素敵な体験をして、日本をさらに好きになって帰って来てくれることを願う日々です。


—– 後編に続く——

Tomoko N.

<スタッフより>

何事にも一生懸命でひたむきなTomokoさん。教会ボランティアでは、各国のピクニック料理を説明する時に、おにぎりの入ったトレーを片手に一生懸命スピーチされていましたね。Tomokoさんが最初に大きな拍手をもらったスピーカーだって気付いていました?また日本語教師ボランティアでも授業に臨むにあたり、しっかりと下調べをし、日本の文化を紹介するうえで役に立つリソースを常に探していらっしゃいましたね。いつもご自身のベストをもって臨み、「人の役に立ちたい」という熱いハートのTomokoさん、NZでのボランティア経験はきっとこれからのTomokoさんの人生に活きてくると信じています。

Akiko

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