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ピリ辛留学レポート
2月22日
こんにちは、LaLa AbroadスタッフTakakoです。
今日は初心者研修フィールドワークの様子をリポート致します。
フィールドワークでは、実際に外に出て日常生活に密着した内容を歩きながら勉強することによって、身体で英語を覚えます。
今回は、「SIGN(標識、看板)」による日常英語です。
まずは「Alcohol ban」
ボトルの絵が書いてあることからも「Alcohol=アルコール」のことを指していることは容易に想像できます。
「ban」とはなんでしょう?まったく分からない人もいれば、習ったことを思い出す人もいるでしょう。
「ban=禁止」という意味です。合わせて「アルコール禁止」ということですね。
その下には「public places ? 24 hours a day, 7 days a week」
「公共の場所で−」「1日24時間、1週間に7日間(要するに毎日いつでも)」と書いてあります。
そうなのです。City中心部など他の特定の地区で看板の地図に示されているエリアでは屋外の公共の場所で お酒を飲んではいけないのです。Queen Stを歩きながらビールを飲んだり、エリア内の公園のベンチでワインを 飲んだりすることはご法度ということです。このエリア内では車の中で飲酒することも禁止です。
この看板の意味が分からず、公共の場所でお酒を飲んでいたらおまわりさんに呼び止められるはめになりますね。
次は、エスカレーターに記載されている「WARNING」「注意書き」です。
「ESCALATORS CAN BE HAZARDOUS IF MISUSED」難しい言葉が並んでいるように見えますが、
日本語にしてみると日本でも気にとめないような、よくある注意書き「エスカレーターは誤って使用すると危険です」と書いてあります。
「HAZARDOUS」は見たことのないような単語に見えますが、「HAZARD(ハザード)」という言葉なら日本でも聞き覚えがあるのではないでしょうか?
そうです。車を駐車するときなどに、ハザードランプをつけますよね。あの「HAZARD」です。
「HAZARD」というのは「危険」という意味です。車を駐車する時や渋滞に入る時など車のスピードをゆるめたりする時に
後ろの車に「危険」を知らせるためにハザードランプをつけるのです。
話を戻すと「HAZARDOUS」は「HAZARD」の形容詞形、「危険な」という意味です。こうして、
意味を考えながら覚えると難しそうな単語も覚えやすくなります。
次に「MISUSE(D):誤用する、誤って使用する」に注目してみます。一瞬知らない単語のようですが、 例えば「mistake(誤る、間違える)」「misunderstand(誤解する、謝って理解する)」のように「mis〜〜」で 始まる単語と並べてみると、「mis」というのは「誤って〜〜する」という意味を持つことが分かります。 その法則が分かれば、例え「misuse」の意味を知らなくても「use:使う、利用する」という意味を知っていれば、 「misuse」の意味も容易に想像することができますね。
続いて、「NO PRAMS , TRUNDLERS , WHEELCHAIRS」と書いてあります。
「PRAM(S)」というのは、イギリス英語でベビーカーのことです。「ベビーカー」という日本語、
まるで英語のようですが、実はやっかいな和製英語なのです。ベビーカーといっても意味は通じないでしょう。
「TRUNDLER(S)」は台車などの車輪のついたもの。「WHEELCHAIR(S)」は「WHEEL:車輪」「CHAIR:椅子」
という意味から想像できるよう、「車椅子」という意味です。
今日は2つの看板、注意書きを例にあげてみましたが、たった2つのSIGN(標識、看板)から こんなに多くのことを学ぶことができました。SIGNは町のあちこちで同じSIGNを何度も目にすることができます。 例え一度で覚えることができなくても、何度も目にすることで再確認、復習することができ、 記憶にすりこんでいくことができるのです。
以上、フィールドワークリポートでした。