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ピリ辛留学レポート
4月25日
今日は11:00から「Agrodome」というところの羊のショーに行きました。
会場の中に入ると、すでに羊がステージ横でスタンバイをしていて、たくさんの人が触ったり写真を撮ったりしていてビックリしました。聞いた話では、放牧されている羊は近づこうとしてもすぐ逃げるから触ることなんてできないと聞いていたからです。さすがショー用の羊。触られてもなんら反応なしです。でも、本当にみなボーッとして人形のようでした。
ショーが始まると、19種類の羊たちが一匹ずつステージ脇から自分の立ち位置に走っていきます。立ち位置の場所に餌がおいてある仕組みになっているのです。司会の男性が1匹ずつ特徴を説明していくのですが、その途中、隣の羊の餌を食べてしまう羊がいたり、順番を間違う羊がいたりでハプニングの連続。とても面白かったです。
次はメインの「毛刈りショー」。「Which would you like me to shear?(どの羊を刈って欲しい?)」と聞かれてみないっせいにステージのトップにいる一番もさもさ毛の「MERINO(メリノ)」と叫んだので、本当にメリノを刈ってくれるのかな?と思いましたが、やっぱり毛刈りは別の羊でした。司会の男性が、走って出てきた羊をさっと捕まえて、あっという間に刈り上げてしまいました。
刈ったばかりの羊の毛を投げてくれたので、匂いを嗅いでみたら牧場の匂いがしました。
その次に、オークションのコーナーになって、私はボーッと見ていたら、なんと司会の人に指を指されて私が壇上にあがるはめに!!いまいち状況が分かっていなくて、どうしたら良いか分からなかったのですが、壇上にあがると、「Where are you from?」と聞かれ、「Japan.」と答えると司会の人が「I know 2 Japanese words.」と答え、「こんにちは」と言って、次に「Cashy.(cashのことだと思う)」と言いながら指をさすって「お金ちょうだい」というポーズをしたので、「That’s not Japanese.」とつっこんでしまいました。
その後、「Take your shoes off.」と言われ、言われるがままに靴をぬいで渡すと、オークションが始まりました。次は「Take your cap off.」と言われかぶっていたキャップを渡すと、観客の小さい男の子が「Jacket!」と叫んだために、ジャケットまで脱ぐことに!その上「One more.」ともう1枚脱げと言われたので、「No! No!」と言って断りました。最後は全部返してもらい、小さい羊のチョコレートをもらって終了でした。恥ずかしかったけれど、とても楽しかったし、ステージにあがるという、貴重な経験ができて良かったです!
私のオークションが終わると、次は牛のお乳搾りと子羊のミルクやり、牧羊犬も登場。牧羊犬が羊の背中の上をぴょんぴょん跳ねる姿、そして羊はそれでもじーっとしている姿にびっくりでした。ショーが終わったあと、子羊のブースを見にいくと、係のお姉さんが「You wanna try?」といって哺乳瓶をもっているじゃないですか!「Yes!」と言って、子羊へのミルクやりも体験して大満足でした。感想は、意外とすごい勢いでガツガツ飲むので哺乳瓶を落とさないように持つのがやっとでした・・・。
アグロドームから帰るとまだバスの時間までに少し時間があったので、カウンセリングで宿題に出された“お土産屋さんめぐり”をしました。「Have you got any skincare products you recommend?」といろんなお店で聞いて、たくさんの店員さんから話を聞きました。結局、たかこさんお薦めのフェイススクラブと泥パックを購入し、帰宅の途へ。
帰りのバスは一人旅の緊張が解けたのか、ほとんど熟睡で、あっという間にオークランドに到着しました。一人旅は日本でもしたことがなかったので本当に初めてでしたが、意外とすんなり楽しめたのでクセになりそうです。 英語も、一人でいると躊躇しているヒマはないということが分かりました。「後で聞いたらいいや」では、もう二度と聞けないかもしれないような瞬間がたくさんあり、“分からなければ、とっさにすぐ聞く”ということに慣れました。 たった1泊2日の旅でしたが、私にとってはとても中身の濃い2日間でした。
次はもう少し長い旅行を計画してみようかと考えています。