本気コース 20代後半 / 1年間滞在
エクスチェンジをしようと思い始めた頃はホームステイというような形でお仕事が出来ればと思っていました。単に私の性格に合っているかなと思ったからです。でも実際はバックパッカーやモーテルといった宿泊施設でのお仕事がほとんどでした。初めは他の人達と共同生活が出来るだろうかという不安の方が大きかったですが、実際生活してみると柔軟に適応し楽しいものでした。また私は漠然とカフェで働いてみたいと思っていて、結果的にカフェでのお仕事を見つける事が出来ました。エクスチェンジの場合は時期とタイミングにより、すぐお仕事が見つかる時もありましたし、なかなか見つからない時もありました。その時は気持ちが不安定にもなりましたが、自分で何とかする以外方法がないので、根気よくメールを送り続ける事を繰り返しました。
カフェのお仕事はその町で知り合った方のご縁で雇ってもらう事が出来たので、今となっては「仕事を探しているんだぁ、」と口に出して言ってみるものだなと思います。エクスチェンジでは場所にもよりますが食事を提供してくれる所もあり、その時はラッキーと思いました。また基本的に午前中に仕事が終わるので午後はフリータイムで自分の好きなように過ごせる事がエクスチェンジの魅力の一つだと思います。また、私はエクスチェンジの概念が自分の中になかったので”想像と違う”、という事はありませんでした。
カフェでは主に接客を担当していました。最初の頃はお客様の注文が聞き取れず、自分の英語に全く自信が持てませんでした。でも周りのスタッフのサポートもあり、少しずつではありましたが、聞き取りとお客様とのやりとりが出来るようになってきたと自分でも実感するようになりました。私はコーヒーが好きなので、コーヒーの香りに囲まれてお仕事が出来た事に満足しています。
海外でも日本でも同じですが、接客をする際の心配りや気配り、目配りは基本的に意識してお仕事をしていました。聞き間違いという点での失敗は何度かやってしまったので、オウム返しでダブルチェックをするよう心掛けました。 以前マシュマロとマッシュルームを聞き間違えて周りの皆様が笑顔になった事がありました。今となっては笑える出来事ですが、その時は必死だったので余裕がありませんでした。 また、お客様からありがとう、と言われた時は嬉しかったです。あとは日本に行った事あるのよ、日本も素敵な国よね、などちょっとした会話をした時も嬉しかったです。苦労した事はメニューを覚える事です。まずNachosって何?Wedgesって何?という料理の存在自体を知らなかったので、初めの頃はたくさんのハテナがありました。そこから他のスタッフに聞いたり、キッチンに行って料理を覗いたりして、これは何?と聞いたりして少しずつ覚えていきました。
これから留学を考えている皆さんにアドバイス出来る立場ではありませんが、何事も一歩踏み出してみると見えなかったものがみえたり状況は変わっていくものだと思うので、チャレンジする事が大切だと思います。またこちらの方々はストレートに思った事を言うのでいちいち気にしているとストレスになるので、聞こえないふり?!気にしすぎない事も必要かと思います。ただそこに悪意はないので軽く受け止めて流す心構えがあるといいかと感じました。
Junko A.
<スタッフより> 1年間のワーホリを終え、オフィスに立ち寄ったJunkoさんは1年前のJunkoさんとは別人のように自信に充ち溢れて、キラキラと輝いていました。「私一人でできたもん!」という自信が、さらにJunkoさんに美しさをもたらしていました。オークランドとはまた違ったローカルを旅しながら人々の優しさにふれ、経験を積まれそして何事もおおらかに構えていく度胸が身についたことと思います。これからまた新しい生活が始まることと思いますが、NZで頑張られたことを糧に更にステップ・アップされていってくださいね☆ Akiko |