本気コース:ワーキングホリデー/20代後半
私がニュージーランドにきた理由は二つあって、「英語を学ぶこと」「ニュージーランドワインを学ぶこと」です。日本でワインの輸入業に携わっていた経緯もあり、私にとって英語とワインの両方を学べるニュージーランドは非常に魅力的な土地でした。英語圏でいうとオーストラリアやアメリカも、世界中の人々から愛されるワイン産地ですが、ニュージーランドは、家族経営ワイナリーが多く、手間と時間をかけて作られるニュージーランドワインの生産スタイルは私好みで、ほぼ毎日(お金があれば)ワインを飲んでいます。日本に比べて、おいしいワインが安く、スーパーの売り場面積も比べ物にならないくらい大きいです。素敵なワインショップも非常に多く、本当にワインを心から愛しているオーナー選りすぐりのワインたちを眺めているだけで、本当に幸せな気持ちになってきます。そんなオーナーたちから色々と教えてもらえる時が、一番勉強になる瞬間かもしれません。
しかしながら、ワインを学ぶとはお金のかかるもの。「ワインショップで働けば、ただどころかお金をもらいながら勉強ができる!」ということで、ワインショップで働くという目標が立てられたもの自然の流れでした。ワインショップにCVを配り歩く中、一軒のワインショップがちょうど求人を出しているという情報をゲット!何度も足を運び、自分をアピールしました。すると「雇ってあげたいんだけど、リカーライセンス(General Manager certificate)を持っている人じゃないと働けないんだよ」とのこと。「じゃあ、リカーライセンス取ったら雇ってもらえますか」と聞くと「約束はできないけど、そのとき新しい人がまだ見つかっていなかったら・・・・」とのお返事を頂きました。何の保証もなかったけれど、今後ワインショップで働きたいなら絶対有利になると思い、資格試験に挑むことを決意しました。日本でも資格試験なんて受けたことがないのに、英語で受けるなんて絶対無理だと、決意した後も実はくよくよ悩んでいました。しかし、「もう貴重なお金も振り込んでしまったし、やるしかない!」と自分で自分を奮起させて、勉強がスタートしました。
資格試験を受けるためには、講習を一度受け、その一週間後のペーパーテストをパスしなければなりません。緊張の講習初日、先生の言っている言葉の半分も理解できず、テキストを眺めても、法律用語が並び、全く頭が受け付けません。まさに半泣き状態。空欄に何かを書き込むときも、先生がボードに答えを書いてくれないときがあり、私にしてみたら「聞き取りテスト」状態。隣の席の人の答えを見せてもらって、なんとか初日を終えました。終わった後は、「これは、すごく、じゃなくて、ものすんんんごく勉強しなければ、絶対テストパスできない!」と一人でかなり青ざめました。ちょうどそのときタイミング悪く、日本食レストランとお土産屋さんの掛け持ちで働いてました。朝、お土産屋で働き、夜レストランで働くその合間の2~3時間、ピリ辛オフィスで勉強、レストランから帰ってきたら、夜中まで勉強の日々。テストまでの一週間、体力的に非常に辛かったのを覚えています。毎日テキストと格闘していました。法律用語はだんだん慣れてきたのですが、基本的なニュージーランドの常識を知らないため、文章解読に非常に時間がかかることもしばしばでした。Anzac dayってなに?Old style “Public bar”ってなんのこと?など、辞書で調べても載っていないことです。周りには気軽に聞けるKIWIの友人もおらず、ピリ辛オフィスのスタッフの方や、講師のジーナ先生を捕まえては遠慮なく聞きまくってました。
そんなこんなで、なんとかペーパー試験をパスし、Licence Controller Qualificationを取得しました。その後、ようやくGeneral Manager certificate取得のための面接を受ける権利が得られます。必要書類を集め申請したのですが、申請時お酒を取り扱うお店で働いておらず、雇用主からの推薦状がなかったため、面接は受けれないことを後になって知ったのです。なんともまぬけな結果・・・・・。当然、お目当てのワインショップからは「やはり雇えない」とのお返事を頂いてしましました。少し中途半端ですが、達成感は少なからずあります。職探しのとき、何かしらの強みなることを願い、頂いた証書は大切に保管しています。今のところこの努力は報われていませんが、外国で!英語で!資格を取得し証書を得たことは、私にとって非常に大きなこと。「私が自力で勝ち取ったんだ!」という自信を与えてくれました。あとは、この努力が日の目を見ることを願うばかりです。
Tomoko S
|
<スタッフより> 「外国で資格試験に挑戦する」と聞くだけで、本当に難しそうなところをなんとか奮起して前向きにがんばりましたね。ラウンジで黙々と資格勉強に励んでいたTomokoさんの姿を良く覚えています。実際に何かの役に立つことはなくても、その資格を取得するまでの“努力”や、やり遂げた“充実感”は、きっとこれからもTomokoさんの“自信”になってくれるはず。ちょうど帰国したばかりのTomokoさん。Tomokoさんと大好きなワインの話がもうできないと思うとさびしいですが、これからの新しい生活、この試験勉強の頑張りを思い出して、突き進んでくださいね! Yoko |







