自分の英語を総動員して接客頑張ってます!

本気コース:ワーキングホリデー/20代後半

私は今、ジャパニーズレストランでウェイトレスとして働いています。居酒屋のような雰囲気のお店で、
私の主な仕事は、注文取り、配膳、片付けなどです。スタッフは日本人ですが、お客さんは9割以上が地元の人。接客時は全て英語を使っています。私にとっては接客業そのものが初めての経験だったこともあり、最初は戸惑うことも多かったのですが、明るく優しくノリのいい(?)常連さんたちに励ましてもらいながら徐々に慣れていきました。

接客をしていると「この表現は何と言えばいいんだろう?」と思うことがとても多くあります。
たとえば、「焼き加減はいかがいたしますか?」。最初の頃は思いつくままに「What do you … this … Medium or Rare or Well‐done?」などと片言の英語を喋っていました。もちろん充分通じるのですが、これはあくまでサバイバル英語。やはりきちんとした英語で接客をしたい! と思い、帰ってからインターネットで検索。そこで正しい表現「How would you like your steak cooked?」であることがわかったので、次の日から実践開始です。すぐにフルセンテンスを言えるようにはなりませんでしたが、お客さんがステーキを頼むたびに練習ができたので、今ではサラッと口から出るようになっています。

こんなふうに、「なんて言うんだろう?」→「仕事で実践!」を日々繰り返していけるのでありがたいです。いつも「今週はこの表現をスムーズに言えるようになろう!」と小さな目標を立てながら仕事をしています。

私の働いている店にいらっしゃるお客さんは日本に興味を持っている人が多く、様々なことを聞かれます。
「日本語で”乾杯”はなんと言うの?」、「(「いらっしゃいませ」という言葉を聞いて)今なんて言ったの?」、
「(踊るかつおぶしを見て)これは何!?」、「今流れている曲、どんな歌詞なの?」などなど。

そのたびに自分の英語力を総動員して答えています。先日は「来月日本に旅行に行くんだ」と、うきうきした様子で話しかけてきたお客さんがいました。その方には「I recommend saying “Gochisousama” after meals. It means “Thank you for the meal”!」と伝えたところ、とても喜んでもらえました。お客さんたちと接していて感じるのは、Kiwiの人たちはとにかく優しい! ということです。

特に印象深かったのは、帰り際、店の奥にいる私のところまでわざわざやってきて、肩をポンポンと叩きながら「Thank you」と言ってくれたお客さん。私個人にお礼を言いに来てくれるなんて! と感動しました。スタッフひとりひとりを見てくれていたのだと思います。日本に帰ったら、私も接客してくれたその人に向けてきちんとお礼を言うようにしようと思わされるエピソードでした。

現状、最低限の接客はできていますが、ネイティブのスピードで話しかけられると聞き取ることができません。その場合は、英語が堪能な日本人スタッフに代わってもらいます。そこできちんと会話を成り立たせているところを見ると、うらやましさと自分の英語の未熟さをひしひしと感じます。その気持ちがモチベーションに繋がるので、良い環境です。いきなりそのレベルになることは難しいですが、少しずつ自分一人で受け答えできる範囲を広げていきたいです。

Misato D.

<スタッフより>

お客さんのほとんどが外国人という環境の中で、日本人の中ではきっと思いつかないような質問を浴びて頑張っていらっしゃいますね(笑)「踊るかつおぶし」を一生懸命説明しているMisatoさんが目に浮かぶようです。毎週小さな目標をたてて頑張っているのは本当に素晴らしいこと☆小さな成功の積み重ねが大きな成功へと繋がっていくんですもの!これからも体に気をつけてお仕事頑張って下さいね!応援しています。

Akiko

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