「カフェでバリスタとして働く」という目標をクリア!

本気コース:ワーキングホリデー/30代前半

私はNZへ来る前は、地元のカフェでバリスタとして現地の人と働きたいと思っていました。せっかく海外で働くのだから日本人以外の環境で働きたいという思いが強かったです。そして私はそのために、語学学校でバリスタコースを選択し、バリスタライセンスを取得しました。そしてその後インターンシップをしながら数件のカフェにアプライしました。経験がない上、英語力の面でどうかな?と思っていたけれどインターンシップ中に他のカフェからトライアルの電話があり、今の仕事をゲットしました。

仕事を見つけるまでですが、すべてアポなしで、家の周りのカフェやレストラン等にCV(履歴書)を配りました。前日に訪ねた所は次の日に、もしくはその週のうちにもう一度訪ねました。今のカフェは友達が「求人広告がある」と教えてくれてアプライしました。2度目の訪問の際、「もうキウィを雇ったからごめんね・・」と言われましたが、引き下がらず、「自分はバリスタコースを卒業した。経験はないがやる気はある。必ず素晴らしいバリスタになってみせます。」とアピールして帰りました。諦めかけていた数日後、マネージャーから電話があり、「もうキウィの子辞めたから、明日トライアルに来て」と言われ、その結果今の仕事をゲットしました。

現在の職場では、バリスタ、接客、キッチン、全ての仕事を任されています。うちのカフェは小さいので常に2人体制のシフトを組み、皆すべてします。・・とはいえ、バリスタとして立たせてもらうまで4~5ヶ月かかりました。2週に1回位のペースでマネージャーさんがコーヒーテストをしてくれ、それでOKならお客様に提供してよいとのことでした。今では常連客も増え、あるお客様がマネージャーに「この子の淹れるコーヒーはとてもおいしいよ!」と言ってくださり、その時はとても嬉しかったです。「いつものね。」「今日はどう?」など、常連さんとの会話もコーヒーを作りながら楽しめるようになりました。また、港に近いカフェなのでいろんな国のお客様が来られます。旅の話、又、日本へ旅行に行った時のエピソードを話してくれるお客様もいて、とても面白いです。また同僚にはとても恵まれています。ヨーロッパ人、アジア人、皆とても仲良しで、飲みに行ったり、相談したり、お互い協力し合って仕事ができて、彼らがいたからこの仕事が続けてこられたと思います。

カフェでは「ラージサイズかレギュラーサイズか」お客様に聞かなければいけないけど、”L”と”R”、私はとても苦手で苦労しました。「温めますか?Warm up?」も発音が難しく・・・。今では「Heat up? Toasted?」と、別の言い方で尋ねるようにしています。金額のthirteen($13)やthirty($30)など”th”の音はもちろん、”teen”なのか、”ty”なのか度々聞かれます。私の英語の発音はかなり日本語アクセントが強いので、お客様にすぐ「君、日本人だね?」って言われます。今となっては開き直って、それがきっかけで会話もはずむので、まぁいっか。。と思っています。

私はローカルのカフェでキウィのオーナーの元で働きたい・・という最終目標は達成できませんでしたが「カフェでバリスタとして働く」という目標はクリアできたので、まぁ満足しています。皆に「オークランドしか滞在してなくて旅をしていないなんて、NZに来たのにもったいない」とよく言われますが、今回のワーホリで「海外で働く」というのが私のテーマだったので、私なりの1年を過ごせたと思っています。8ヵ月を振り返ると、毎日仕事前にヨガに行って、それからカフェに出勤する。という何の変わりばえもしない毎日でしたが私にはこの暮らし方がとても合っていたと思います。

Yumi N.

<スタッフより>

自分で決めた目標に向かって着実にしっかりと努力をされるYumiさん。英語環境の中でバリスタとしてお仕事がゲットできて本当に良かったですね。諦めず、引き下がらず、やる気をしっかりアピールしたYumiさんのガッツは本当に素晴らしいと思います。常連さんもYumiさんが淹れるコーヒーを楽しみにされているのでしょうね☆NZ滞在も間もなく終わりですが、お仕事頑張りながら、残りの海外生活も楽しまれてくださいね♪

Akiko

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