極コース:ワーキングホリデー/20代後半
私がゲットしたのはHeritage Aucklandというホテル内にあるHectorsレストランでの仕事です。Food and Beverage Attendantとして日々お仕事に励んでいます!
まず私の上司から紹介しますね・・・マネージャーはkiwi、スーパーバイザー(シフトリーダー)はポーランド人、韓国人、インド人。私の同期はフランス人。他のスタッフはもちろんkiwi、ロシア人、スコットランド人、フィリピン人、マレーシア人等・・・とーってもインターナショナルです。
面接の際に、「私は朝早くても夜遅くても関係ありません!」と断言したため初日から朝6時スタート。初日はホテルの説明とスタッフの紹介で終了。簡単な一日のはずが、全て英語、そして緊張のせいで本当に疲れた一日になりました。翌日は朝5時からシフトが組まれ、breakfastとlunchから私のトレーニングは始まりました。朝5時にレストランに行くと私に笑顔でgood morningと挨拶をしてくれたmorning担当のシェフ。しばらくすると私をトレーニングするために来たkiwiの男の子と笑顔で握手と自己紹介。レストラン裏にあるホワイトボードに見つけた「welcome to Hectors, MEGUMI」の文字。本当に温かく迎えてもらえて本当に嬉しかったのを覚えています。トレーニングしてくれた彼もゆっくり分かりやすく話し、丁寧に説明してくれました。
私達が朝番で働く際に行なうのは、もちろんレストランのbreakfastとlunchそしてroom service、amenity、minibar。AmenityとはVIPのゲストやbirthdayなど何か特別な記念日などで滞在するゲストにホテルよりシャンパン、ワイン、フルーツボウルなどをプレゼントすることです。チェックイン前に部屋に行き、amenityをセットするのですが、私は部屋に入る前に言う「hello, amenities」が好きです(響きがいいんです。ぜひ言ってみて下さい!)。それで私はamenityが大好きです!
そしてニュージーランド人が大好きなのはコーヒーです。一言でコーヒーと言いますが、種類もたくさんあり、良いコーヒーを作るのは簡単ではありません。よく注文されるのがお馴染みFlat White。でもFlat Whiteが一番難しいんです。最初はFlat WhiteとLatteの違いも知らず、ミルクをスチームで温める事も出来ず、何も出来ませんでした。何度も何度も時間のある度、注文を受ける度にコーヒーを作り続けました。今では何とか人前に出せますが、まだ完璧ではありません。コーヒーもなかなか奥が深いです!
そして遅番つまりdinnerで働く際は、料理とアルコールの知識が必要になります。私はホスピタリティの勉強をした事がないので、dinnerで働くたびにワインと料理を覚えるようにしています。でもやっぱりまだ怖いのが電話です。Room serviceの電話でアルコール(ワインやリキュール)の名前を言われると分からないことがあります。しかし!私達はチームワークで働いています。分からないこと、困ったことがあれば必ずスーパーバイザーや他のスタッフが助け舟を出します。なぜならcomplaints(クレーム)を出したくないからです。どんな些細な事でも必ずDuty Managerに報告が行くようになっているんです!!
体力的にも簡単な仕事ではありませんし、日本語は誰にも通じません。時には本当に疲れる事もあります。でもそんなある日マネージャーより手渡されたものが・・・それは、ホテルが行なっているアンケートの様なもので、あるゲストが「Megumiのサービスが良かった」とコメントしてくれたのです。本当に報われた瞬間でした。サービスも英語も完璧じゃない、でも誰かの頭の片隅に残ることが出来たんだと思うととても嬉しかったです。
Megumi H.
<スタッフより> Megumiさんのお仕事の話を聞くたびに、大変な中にも楽しみを見出して、充実した生活を送っているなぁと感心しています。早番で早朝からのお仕事だったり、遅番で夜遅くまでお仕事したすぐ翌日に早番だったりと、体力的にきつい時もあると思いますが、Megumiさんを見ていると、そんな大変さは微塵も感じられず、いつも明るく笑顔ですね!さすがニュージーランド一流ホテルで働くホスピタリティ精神!すごく前向きで向上心旺盛!ホテルスタッフの誰からも好かれる理由はそんな姿勢だからこそですね。これからも頑張ってください。 Fred |