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ピリ辛留学レポート
3月26日
ニュージーランドに渡航する前、私は語学学校を修了して、幼稚園ボランティアと仕事を少しして、約6か月で帰国するという計画でした。
しかし、語学学校を終わる頃には、もっとNZにいたい、そのためにはお金がいる、また、「外の英語(実践英語)」にもトライしてみたいと思ったので、仕事探しを始めました。語学学校の友人やピリ辛留学の仲間は皆、飲食店やカフェで仕事をしていましたが、どうしても興味がなく、自分が好きな洋服やアクセサリーのお店へCVを配り始めました。
はじめはドキドキして、お店に入っても何も聞けずにいましたが、勇気をふりしぼり、「仕事はありますか?働きたいんです。」と聞いてみると、とても親切に応対してくれ、そこからは1件、1件たずねることができました。メインストリートのお店と郊外のショッピングモールをまわりました。CVを受け取ってもらえなかったり、どこからも連絡がなかったり、断られたりと悲しい気持ちにもなりましたが、英語を使って何かをしていることが、ただ嬉しく、学校の授業より楽しかったです。
CVをどこに配ったか忘れるほど配り、結局仕事は見つけられず、落ち込み、なんとなくネットを見ていたら、ネイルサロンの求人を見つけました。経験はないけれどなぜか「やってみたい」と思い、電話をかけインタビューに行きました。その日から、インターンシップの様な形でサロンで働き始めました。無給で、オーナーは厳しい韓国人の女性。辛いこともありましたが、ただの趣味だったネイルを本気でやりたいと思い始めたのは、このサロンでの経験がきっかけです。お客さんとの英語での会話は難しかったけれど勉強になりました。
その後、お金に困り(本当に)、近所のお寿司屋さんで働きました。ここも厳しい韓国人オーナーで100%韓国語環境のキッチンで、だいぶんしごかれました(笑)。でも、「元気だから」と言われ、接客もさせてもらえ、お客さんと英語で会話をする機会が持て楽しかったです。ただ、楽しい反面、外国語の環境なだけに、何を言われたかきちんと聞きとるため、一瞬、一瞬、
集中していて、仕事の後はどっと疲れがでました。仕事探しも、仕事も、「もう、やめよう。辛い。」と思いつつ、英語で誰かと話すことが楽しくて続けることができました。
はじめはアジア人ではなく、NZの人と仕事をしてみたいと思って仕事探しをしていましたが、人種は関係なく、NZでの生活は、英語も人生もいろんなことを皆に教えてもらいました。だいぶ、はっきりものを言うようになり、強くなったと思います。日本では「絶対無理」と思っていたことに、チャレンジできたと思います。「ネイルは大好き!でも飲食店で皿洗いなんて絶対イヤ!」と思ってましたけど(笑)なんとかやれました。
今思い返してみると、毎日が大変で、そして本当に楽しい英語の授業でした。ネイルサロンでのお客様との会話は本当に仕事の手が止まってしまうほど楽しかったです。皆、シリアスなプライベートの話を、私に容赦なくしてきます。お客様は目の前にいるので適当に流すこともできず、時々、ボスに「本当に何言ってるかわからない…」とぼやくと、「実は私もよく分からなかった…」と言われ、おお笑いしたこともあります。ただ、自分の技術を信じ、言葉は完璧でないけれど、NZでビジネスをしているボスを「すごいな、かっこいいな」と思いました。ボスはいつも私に「言葉じゃなくて一人一人に人間に気を使って大切にしなさい、ヘタでも魂を込めて、カラーも一はけずつ丁寧にぬりなさい。できることを少しずつ増やして、堂々と『できます!』と言えるようになりなさい。」と言われました。私は本当にたくさんのステキな人達に囲まれ、幸せだったと思います。
また、仕事や学校生活に限らず、外国で生活してみて、「え〜自分ってこういう人間だったの?」と気付くことも多々ありました。仕事探しもやってみてよかったです。仕事はハローワークで探すものだと思っていましたけど(汗)、たくさんのお店に「お仕事ください」と聞いてまわった日々を一生忘れないと思います。ニュージーランドは私に、厳しく、優しく、いろいろなことを教えてくれました。私はもうすぐ帰国ですが、また将来オークランドに来たいです♪
Tetsuyo.M
<スタッフより> いつも明るく、にこにこしていて、あまり私たちスタッフにも弱音をはいたりせずにガッツを見せてくれていたTetsuyoさんでしたが、こうして改めてそれぞれのお仕事の話を読んで、つらいこともたくさん経験したのだな、そして、NZで得たものは大きかったのだなと思いました。帰国前に、「日本でネイルが学びたいです。行きたい学校があるんです。」とキラキラした目で報告してくれたことを思い出します。「本当にやりたいこと」を見つけられるひとはなかなかいません。その気持ちを大切にまっすぐ頑張っていってください☆応援しています! Takako |