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ピリ辛留学レポート
3月26日
今私はSPCA(Society for the Prevention of Cruelty to Animals)という動物虐待防止[愛護]協会でボランティアをしています。
主な仕事内容は動物達のケージの掃除、餌や水を与えることです。
生き物が相手の仕事なので、ボランティアといっても手を抜いたりよく分からないことをよく分からないままにしたりすることはできません。日常生活では使わないような単語も出てくるので、指示を受けるときなども本当に集中して聞いていないと聞き取れないし、動物達の様子をよく観察して、様子がおかしい動物などはスタッフなどに伝えないといけないのでスピーキングの練習にもなり毎回がとても勉強になります。
SPCAはたくさんのボランティアスタッフ達に支えられていて、年代も子供からお年寄りまで様々で尚且つ9割は地元の人たちなので休憩時間などは現地の人と英語を話す機会がありとても充実したボランティアです。しかし同時に、現地の人とコミュニケーションを取ることの難しさを感じます。まずリスニングが自分の思っていた以上に出来ないことです。
もちろん日本にいたときと今とを比べると違いはだんぜんですが、STEP2までは学校・ホームステイが主な会話の場所だったので、相手は私が分かる英語を分かりやすくはっきりゆっくり話してくれていたのです。しかしボランティアといっても英語はもう外の英語。生温い英語ではなく社会の英語です。日本人の私達でも一人一人声、話し方に特徴があるように、こちらの人々の英語も多種多様で、そういったものに触れることが出来るので仕事を始める前のステップとして本当に役に立ち勉強になります。
ボランティアは私がニュージーランドに来て体験してみたかったことの一つです。この国はボランティアに対する考え方、制度など日本より本当に進んでいると思うし、ボランティアをするには最高の環境だと思います。
あんなにたくさんの地域の人と話をする機会を作るのはなかなか難しいし、大好きな動物達とも触れ合うことが出来るし、本当にやりがいのあるボランティアなのでこれから先もずっと続けていきたいと思います。
Kinae.K
<スタッフより> SPCAのボランティアはちょっとしたボランティア活動ではなく、本格的な組織なので、2日間にわたる研修があったりで大変でしたね。でも、英語にとってはとても良い経験になったと思います。 最初は恐る恐る触れていた猫たちのお世話も、今はすっかり慣れたんじゃないですか? NZ人は猫を飼っている家庭がとても多いので、NZ人と話す機会があれば、SPCAの経験をきっかけに話をふくらますこともできそうですね。引き続き、頑張ってください! Takako |