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ピリ辛留学レポート
5月7日
私は現在、語学学校でビジネスEnglishコースに通っています。今回の語学学校は私にとって2校目の語学学校になります。こちらに来てピリ辛留学の超初心者研修を受けた後、語学学校のGeneral Englishコースに通いました。Generalコースでは生徒の英語力でクラス分けが行われ、同じレベルの英語力を持った仲間と一緒に日常英会話を学びます。ほとんどの学生がこのコースから勉強をスタートすることになります。
語学学校卒業後、私はワーキングホリデーですので、次のステップとして、「働きながら実践的な英語を学びたい」と思い、レストランで働き始めました。それまでの私は語学学校とホームステイという、英語環境の面ではとても守られた中にいましたので、仕事を始めた当初はお客さんと話す時など毎日が緊張の連続でした。しかし、働き初めて数ヶ月が過ぎた頃、仕事の中で使う英語にも随分慣れ、お客様ともコミュニケーションが上手く取れるようになり、そろそろ次のステップにチャレンジしたいと思い始めました。
更なる英語力の向上を目指して何にチャレンジしようか?仕事やボランティア、お稽古など英語を身につけるチャンスがここには無限大にあります。しかし選択肢が多い分、その中から答えを見つけるのが難しいのも事実です。”英語が話せるようになりたい!”という目的はハッキリしているのですが、そんな中で「今、自分が英語のためにできるベストな方法は何か?」と悶々と考える日々が続きましたが、私はもう一度、語学学校に通うことを決意しました。
学校に通うことをピリ辛のスタッフの方に伝えた時は、学校に通う以外にも方法があるので考え直してはどうか、というアドバイスを受けました。語学学校の中の英語より、仕事を通じてなど日常英語に触れる機会を増やすほうがよいという思いがあってのアドバイスです。再度いろいろと考えた結果、私は学校でビジネス英語を学ぶことを決心しました。
”仕事で使える英語を身につける”ことを目的にいくつかの語学学校を見学、トライアルレッスンを受け、現在私の通っている学校の「ビジネスEnglishコース」へ通うことを決めました。一度決めたら後は自分を信じてやるしかないという思いのもと、今は自分のベストを尽くし学校での勉強に励んでいます。
この学校のビジネスコースは「即使えるビジネス英語を身につける」ことを目的とし、スピーキングを中心に毎日様々なプラクティスが行われます。Generalコースと時とは違い、トピックが全てビジネスに関わることですし、当然ボキャブラリーもこれまでの日常会話で使うものとは異なりますので、ここでの勉強は決して易しいものではありません。
当然のことながらこのコースでは「ビジネスEnglishを勉強したい。」という目的をもった生徒が集まってきます。Intermediateレベル以上の英語力が入学の条件となっていますが、ここに集まる生徒の英語のレベルは様々です。また”ビジネスEnglish”と一言でいってもとても幅が広く、ここで勉強している仲間の英語を学ぶ目的、英語力、バックグラウンドも誰一人として同じ人はいません。
私が一緒に勉強している仲間には、将来パイロットを目指している人、呉服屋を日本で既に経営していて将来日本の文化とともに着物を世界に広めるような仕事がしたいという夢を持った人たちなどもいます。先生は各生徒の英語力、このクラスを通じて学びたいことを理解し、それに合わせた指導を行ってくれます。私が強く感じたのは、ここで出会った仲間は英語に対するモチベーションが高く、明確な夢を持っているということです。
学校に通うという選択が私にとって最善の方法だったかどうかは分かりませんが、このクラスで今の仲間、そして先生と出会い、そこから得たものは私にとって英語以上に貴重なものであると確信しています。今思うと留学する前は留学すれば英語を話せるようになる。という曖昧な考えしかもっていなかったように思います。こちらで暮らし始めて気が着いたのは、「ここで何をしたいかという強い意志を持つこと」がとても重要だということです。
実際にここでは英語が話せなくても何の支障もなく暮らすことができます。留学する人たちのほとんどが、その目的は”英語”と明確ではあるけど、そのために何をするかという目標がハッキリしている人は少ないのではないかと思います。留学を今検討している人は、日本に居る時に自分なりの目標もある程度定めてくることをお薦めします。そうすることで1年間という限られた時間を充実したものにできるのではないでしょうか。
早いもので学校も残すところ後一週間になりました。現在は私たちは最後の課題である、プレゼンテーションに取り組んでいます。各人が架空の企業を作りあげ、経営者となり、今後どのように事業を展開していこうと考えているのかをプレゼンします。そして他の生徒たち、先生は投資家となり、どの企業にいくら投資するのかを決めることになります。
ビジネス英語以外にもビジネスの視点、そしてプレゼンのスキルなど様々な能力が必要とされます。これまでの集大成としてプレゼンテーションの成功をさせるべく、その後に計画している打ち上げパーティを楽しみに今は毎日プレゼンの用意に追われています。
Yuka.N
<スタッフより> そうですね。Yukaさんは仕事の次のステップとして「残された時間をどう過ごそうか?」と真剣に考えていましたよね。語学学校にまたお金を払うのではなく、仕事など、お金を得ながら英語を伸ばせる方法を考えてみては?とアドバイスしたことを覚えています。 Takako |