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ピリ辛留学レポート
6月18日
私は「英語が話せるようになりたい」「ワーホリを利用して旅行ではない長期で海外に行ってみたいという」ただそれだけで、明確な目標もないまま漠然とした気持ちで「ピリ辛留学」に申込み、NZの地に辿り着きました。到着してオークランド観光をしている時にスタッフのYOKOさんが「NZの海の水が冷たいのは南極から流れて来た海水だからですよ」っと言われた時に感動と同時に、なんて遠い国に来てしまったんだろうという恐怖心で気が遠くなったのを今でも覚えています。
申込から渡航までの期間が短く、全く勉強してこなかったので毎日が「日本で勉強して来たら良かった」という後悔と「なんでココにいるのだろうか」など、今後、ニュージーランドで生活して行く事に対しての不安で勉強に集中出来ない悪循環の日々でした。出発前に海外生活の経験がある知り合いの多くが「行けばどうにかなるよ」って言っていたので気軽な気持ちで来てしまいましたが、どうにもならない現実で目の前が真っ暗でした。
到着翌日から始まった、ピリ辛留学「超初心者研修」一週間目はたまたま受講者が私1人だったため、マンツーマン授業でした。2週目は新しく到着した生徒さんと2人での授業でした。今考えても一日3〜4人の先生がマンツーマン授業をしてくれ贅沢な時間だったと思います。あまりの出来ない英語力に親身になって一から教えてもらい、超初心者コースが終わっても、放課後の<補習>の際にピリ辛留学のスタッフにマンツーマンで補習をしてもらい、どうにか語学学校の授業について行き、毎日の日記も書いて提出出来ているのではないかと思います。
朝から研修、そして帰る場所はホームスティ先。そんな中で唯一自分の時間が持てるのが毎日のバスの中でした。バスの中から見える景色は空や海の色など全てが感動で、私はNZに来ているんだと再確認出来る場所でした。そして、何度も注意をされていたのにバス停を間違える事もありましたが、そこで感動したのは、バスの運転手さんが家の近くまでバスで送ってくれた事です。しかも一度ではなく数回。一度は違うルートなのに送ってくれたり、運転手さんの帽子が落ちたので拾って渡したらバス代が無料になったり、感動の毎日です。
語学学校がスタートしてからはピリ辛留学のスタッフに「日本人と日本語で話さないで下さい」っと言われていたので気を付けるように努力しました。簡単な事だろうと気軽に思っていたのですが、日本人の生徒さんは日本人と分かると日本語で話し掛けてくるので大変な時もありました。学校に行った期間は「6週間」と短期間でしたが、実際、自分自信も話せない苛立ちや環境の変化の中で日本人と話せる気軽さは本当に楽で、「楽な道を選びたい」と思う事が時々ありました。しかし、「話してはいけない。」というルールなので、気がついたらそのルールを理解して、英語を使って話してくれる日本人の友人は一人だけ残りました。
そして、韓国人と台湾人の友達も作る事が出来ました。彼女もNZに来たからには英語を使いたいと思っている一人でした。「日本人と日本語では話さない」ルールと「超初心者研修」が無かったら、語学学校に行っても日本人と日本語で会話し流されるままに日本人グループの中に入ってしまい、NZにいながら英語を話す機会を失ってしまっていたと思います。そして、日本にいる時と何ら変わらない生活をしていたに違いないと簡単に想像できます。
また、来週から新しい別の語学学校に行くことになり新たに一からのスタートです。漠然とした気持ちでやって来ましたが、スタッフの方に「話せるようになったら何がしたいの」という質問にされ、何も答えられなかったので来たからには「ワーホリ行きました」だけではなく“何か得られる一年間”にしたいです。
Rui.M
<スタッフより> 「日本語禁止ルール」をちゃんと守って頑張っているんですね!その成果か、いつもRuiさんの周りにはフラット探しや仕事探しを助けてくれるネイティブや、外国人のお友達がたくさんいて、それは、明るくていつも周りの人を気づかっているRuiさんの人柄からだと思います Takako |