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ピリ辛留学レポート
6月4日
私は、語学学校を修了し、STEP3では仕事やボランティアにも挑戦。
帰国の時期も近づき、最後に挑戦したいことはやはり旅行です。夏、多くの人たちはこのニュージーランドの南島へと旅立ちます。そんな中、私は以前より行ってみたかったオーストラリアへの旅行を計画。クリスマスそしてお正月をふくむ3週間のオーストラリア旅行に出かけました。
以前から、海外旅行は大好きでこれまでいろんな国を旅行しました。ただ海外に行く時はいつもパッケージツアーに申し込み日本語が話せる、もしくは日本人のツアーガイドさんが空港に着いたところから帰りの空港の見送りまでついているといったものでした。英語が話せない、海外というだけで何かと不安が多い私にとってはそうするしかなかったのです。
しかし、英語が話せるようになった今、ツアーに頼る必要もありません。旅行会社に頼らず全てを自分で手配するというのは私にとって初めての経験。これまで培った英語力を試すべくこの旅行に挑みました。STEP2を修了した私はピリ辛留学の”全てが英語の勉強に繋がる”という精神がすっかりと体に叩き込まれています。・・・というわけで、もちろん観光を楽しむための旅行ではあるのですが常に英語力向上を念頭にこの旅行に挑むことにしました。
そして今回の旅行のポイントはなんと言っても”貧乏旅行”という点です。3週間という長い期間そしてハイシーズンということもあり、必要最低限のものを購入するだけである程度の資金が必要。オーストラリア旅行の後、南島の旅行も計画していたため、できる限りお金は節約するというのが私に課せられた大きなミッションの一つでもありました。
まずは航空券の手配。年末年始のため通常の倍に跳ね上がっている航空券。どうにかして安く手に入れなければいけません。日本だと格安航空券で有名な××旅行社などを使い購入するところですが、こちらNZではどの方法で買うのが安いのか検討もつきませんでした。というわけで、まずはシティにある旅行会社へ出向き値段をチェック。NZの旅行会社の他、韓国系や中国系の旅行会社にも出向き、日程にはゆとりがあるので一番安いチットを購入したいと交渉。同時にインターネットを使って情報を入手し、手数料、それにビザ申請料など総合的に検討した結果、一番安いルートで航空券を購入しました。
気の向くままの旅行にするつもりだったので、綿密な計画は事前には立てません。まずはブリスベンで一週間滞在する予定のため、そこでの宿だけを抑えることにしました。バックパッカーやホステルなど値段比較をした結果、私たちはフラットを借りることにしました。航空券と最初の1週間の宿だけを決め旅行がスタート。
飛行機に乗るのはNZに来るとき以来です。NZに向かう飛行機の中、これから始まる留学生活を前に不安がいっぱい、そして英語もままならない私は、寒くてブランケットが欲しかったけどなかなか英語でそれをスチュワーデスの方に伝えことができなかったことを思い出します。それが今では、ためらうこともなく、寒いからブランケットを貸していただけますか?ときち
んと伝えることができます。些細なことだけど、そんな一つ一つの出来事に、私もすこしは英語が話せるようになったんだぁと感動の連続です。
ブリスベンに着き、まずは事前に手配していたフラットに荷物を置きに行くことに。住所だけを頼りにフラットまで行かないといけません。ブリスベンはTramと呼ばれる路面電車が公共の交通手段として発展しています。早速、街行く人に声をかけ、どの路線に乗ればいいのかを尋ねます。なんとかフラットまで辿り着く路面電車を見つけ乗ることはできたけど、切符の買い方、どこで降りればよいのかが分かりません。近くにいる人に声を掛け、最寄の駅に着いたら声を掛けてくれるようにお願いし、なんとか目的地に到着することができました。ちなみに、切符は乗車した後に電車の中にある券売機で購入し、降車する際は自分の降りたい駅に近づいた時にSTOPボタンを押すと停車するというシステムになっています。日本の公共の乗り物のように停車駅毎に社内アナウンスが流れるというようなことはありません。無事にフラットに到着。
閑静な住宅街にあるフラットのオーナーは韓国人。挨拶をした時に、初めてブリスベンに来た人でここまでタクシーを使わずに来れたのはあなたたちが初めてよ。と驚いていました。旅行中は何をするにしてもまずは情報を収集することから始まります。Informationセンターを活用したり、街行く人に声を掛けたりと、とにかく積極的に人に話しかけるように努めました。時には、地図をみながら道に迷っていると、向こうから「大丈夫?」と声を掛けてくれる人もいて、そんな人の優しさに感動しつつ、オーストラリアは初めてで何も分からないんだけど、ここに行くにはどうすればいいのか、一番安く行ける方法など、しっかりと聞きたいことは聞くようにします。とても親切に教えてくれてはいるのだけど、なかなか英語が聞き取れず、とりあえずその場ではサンキューとお礼を言ったもののその後でまた違う人に同じことを聞くことも1度や2度ではありませんでした。
旅行中、トラブルはつきものです。私も何度か予期せぬ事態に遭遇することがありました。予約していたバスのチケットがバス会社の手違いでキャンセルになっていたことやロッカーに荷物を預けていたけどロック解除のキーを忘れてしまった時など。以前の私ならうろたえてしまっていたかもしれませんが、『ピリ辛』で鍛えられた私は、「緊急事態にこそ、英語は向上する!」と、緊急事態でも前向きです。なんとしてでも目の前の問題を解決しなければいけませんからね。旅行中はここに書ききれないほどほんとに沢山のことがありました。この旅行で得た最大の収穫は“自分の英語力への自信”と“英語で話しかける度胸”です。日本に帰ってからも【ピリ辛のスタッフの人に叩き込まれたチャレンジ精神】を武器に失敗を恐れず貪欲にいろんなことに挑戦し続けたいと思います。
Yuka.N
<スタッフより> レポートのUPが遅れてしまって少し季節外れになってしまいましたが、今頃日本でYukaさんはピリ辛のチャレンジ精神で勝ち取ったお仕事、外資系企業で海外出張などを経験されていることでしょう。レポートを読んでいて、Yukaさんが私たちスタッフに安い航空券のこととかを質問しながら、ラウンジで飛行機の予約などをせっせとやっていた姿を思い出します。お仕事頑張ってください!遠くNZから応援しています! Takako |